シンプルなご飯物であっても、味付けや付け合せにそこ独自の色が感じられるのが嬉しい。

お魚を焼くという、この光景だけで心弾む。

著名な景勝地へ季節時間天候を狙いすまして行くのはもちろん素晴らしいのだけど、たまたま立ち寄った場で目にした光景が心を捉えるときだってあるのだ。

定食メニュー。高価な食材でなくても光るひと工夫。こういうのでいいんだよと、快哉を叫びたくなる。

シンプルなうどんこそ、食べ応えと旨味を堪能できるものである。暑い季節は盛られた姿さえ輝く。堪らない。

日常と食材のコラボレーション。その土地の日々の生活に想いを馳せる。

意図せず入ったお店にて、一風変わった麺。気持ちが上がる。外さない定番も素晴らしいが、目新しいものも食したいという気持ちは持ち続けたい。

鉄板であるお刺身。手書きの「本日のおすすめ」にあっさり釣らてしまう。